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この10ccのI’m not in loveが発表された当時、この息継ぎの無いコーラスがメロトロンによるものだと言われていました。私の中では、メロトロンの代名詞的な曲のひとつでした。最近までは、、、
I'm not in love - 10cc(1975)
この10ccのI’m not in love、実際は、メロトロンではなく彼らのコーラスの多重録音なんだそうです。 確かにメロトロンにしては音質が良過ぎるような気がします。 残念。昔の知識はあてになりませんね。
で、メロトロンは持ってないけどCubaseを使って、似たようなことができないかと実験してみました。
全部で9小節しかない中途半端な作品ですが、結構苦労しました。本物は何百回も重ねて作ったらしいのですが、そんな根性は毛頭ありません。それと、音が取りきれていないと思うので、実際の和音とはかなり違うような気がします。
で、どうやって作ったかと言うと、
コーラスはすべて私の地声なんですが、原曲もそうですが息継ぎが全くありません。これは、録音した声の安定し部分だけを切り出してループさせました。
さらに、CubaseのVariAudioと言う機能を使って音程の揺らぎを滑らかにしました。
これを七回歌って重ねて、それぞれにClonerというエフェクトをかけて、1つVoiceを4倍にしました。
さらに、そこにコーラスエフェクトやディレイをかけたので、理屈上は7x4x2=56人以上の効果を出しているはずです。
原曲とはちょっと雰囲気が違いますが、これはこれで面白い効果が得られたのではないかと、自賛しております。
このアルバムは、架空の映画のサウンドトラックという設定でつくられています。
The Original Soundtrack
- 10cc (1975)