The Best Of Times/Styx - 知名度はイマイチでも立派な産業ロック - ギター松の音楽スタジオ

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The Best Of Times - Styx 知名度はイマイチでも立派な産業ロック」
 

Styxは、日本での知名度がここで紹介した他の曲よりもちょっと低いかもしれません。ただ、このスティックスも元々プログレバンドだったのが、そのテイストを若干残しつつ、 ポップ系路線に参入してきました。産業ロックの話には必ず出ています。

1977年頃からポップ系に移行してきたので、結構早い時期からの参入です。そして産業ロックのバラードのパターンの曲も、いくつか残しています。 Bostonとともに先駆者的な位置づけです。

産業ロックのバラードの一パターン=ピアノなどの鍵盤楽器で始まり、メロディーが美しくって、途中からディストーションギターやストリングス、 コーラスなどが加わって盛り上がって行くもの、出来ればギターソロがあってロック色を残しているもの。

The Best Of Times 映像


The Best Of Times - Styx (1981)

Styx 解説

Styxは、The Best Of Timesの他にもBabe(1979)というバラードも大ヒットさせています。

日本で有名になったのは、次のMr.Robotoあたりではないでしょうか?


Mr.Roboto - Styx (1983)

私は、イントロのコーラスが日本語で「ドモアリガット」と言っているのに気付くのに、結構時間がかかりました。ロボットの顔が東洋人ぽい顔をしているんですが、何かおちょくられているようで、素直に喜べないんだよなぁ。With parts made in Japanなんて歌詞もでてきます。でも、My brain IBMなんです。

時期的にもジャパンバッシングの頃です。日本車が叩き壊されてました。1982年にはIBM産業スパイ事件(複数の日本メーカーの社員がFBIの産業スパイおとり捜査によって逮捕された。)も起きてたりしてました。歌詞には、直接的な批判はないもののToo much technology(多すぎるテクノロジー→テクノロジーの発達しすぎ)なんてフレーズもあったりして、日本バッシングに聴こえてしまう私は考えすぎか?

このMr.Robotoは、いまでもロボットが出てくる映像のBGMやMade in Japanの話の時など流れますよね。

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